MENU

もう迷わない!エマールでドライマークはこう洗える!エマールで洗えないものの洗濯表示も写真で解説

「このお気に入りのセーター、ドライマーク表示だけど、クリーニングに出すのはちょっと面倒…家で洗えないかな?」「エマールを使えば大丈夫って聞くけど、本当に洗えるの?失敗して縮んだらどうしよう…」

そんなお悩みをお持ちではありませんか。花王から発売されているおしゃれ着用洗剤エマールは、多くのドライマーク付き衣類を自宅で手軽にケアできる、非常に便利なアイテムです。しかし、その使い方を正しく理解していないと、お気に入りの一着を台無しにしてしまう可能性もゼロではありません。

この記事では、エマールで洗えるドライマーク衣類と、絶対に洗ってはいけないものの見分け方を、洗濯表示の写真をイメージしながら誰にでも分かるように徹底的に解説します。具体的な洗い方の手順から、型崩れさせない干し方のコツ、最後のアイロン仕上げまで、この記事を読み終える頃には、もう迷うことなく、安心しておうちクリーニングに挑戦できるようになっています。

目次

結論から解説!エマールで洗えるドライマークと洗えないものの最も重要な見分け方

多くの方が一番知りたいであろう結論から先にお伝えします。エマールでドライマーク付きの衣類が洗えるかどうかは、実はたった一つのポイントに注目するだけで、とてもシンプルに見分けることができます。この章では、あなたが今すぐクローゼットの服で確認できる判断基準と、洗濯の基本的な考え方について解説しますので、まずはここだけをしっかりと押さえてください。

エマールで洗えるドライマーク衣類は洗濯表示の家庭洗濯マークで判断できます

エマールで洗えるかどうかの最大のポイントは、衣類についている洗濯表示の中に「家庭での洗濯が可能」を示すマークがあるかどうかです。

具体的には、桶に水が入っているようなマークや、桶に手を入れている「手洗い」のマークがあれば、たとえ「ドライクリーニング推奨」のドライマークが併記されていても、エマールを使ってご家庭で洗うことが可能です。この「水洗い可」の表示こそが、自宅で洗えるかどうかの許可証だと考えてください。

水洗い不可のバツ印がある衣類はエマールで洗えないものだと断言できます

一方で、洗濯表示にある桶のマークに大きくバツ印が描かれている「水洗い不可」の表示がある衣類は、残念ながらエマールを使ってもご家庭で洗うことはできません。

これは、水に濡れること自体が繊維に深刻なダメージ(元に戻らないほどの縮み、型崩れ、風合いの変化など)を与えてしまうからです。この「水洗い不可」マークは「絶対に水に濡らさないでください」という最も強い警告であり、この表示がある場合は、迷わずプロのクリーニング店にお任せするのが唯一の正解です。

エマールで洗える衣類でも必ずおしゃれ着コースか手洗いで優しく洗うのが大前提です

エマールで洗えると判断できた衣類であっても、普段着のTシャツやタオルと同じように洗濯機の標準コースで洗うのは絶対に避けてください。

標準コースは強い水流で衣類を揉んだり叩きつけたりして汚れを落とすため、デリケートな衣類は一瞬で傷んでしまいます。エマールはデリケートな衣類を守るための洗剤なので、洗濯機を使用する場合は必ず「ドライコース」「おしゃれ着コース」「手洗いコース」といった弱水流のコースを選択する必要があります。これにより、衣類へのダメージを最小限に抑え、きれいに洗い上げることができます。

そもそもエマールとはどんな洗剤?ドライマークの衣類がなぜ洗えるのかを解説します

「どうしてエマールならデリケートなドライマーク衣類を洗えるの?」その理由をしっかり知ることで、より安心して大切な衣類を任せることができます。ここでは、エマールが持つ特別な特徴と、普段使っている一般的な洗剤との違いについて、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

エマールは中性洗剤であり衣類の繊維を守る成分で構成されています

普段の洗濯で使う粉末洗剤や液体洗剤の多くは「弱アルカリ性」で、洗浄力が高いのが特徴です。しかし、ウールやシルクといった動物性のタンパク質でできた繊維はアルカリ性に非常に弱く、弱アルカリ性洗剤で洗うと繊維が傷んで縮んだりゴワゴワになったりします。

エマールは、人間の肌や髪と同じ「中性」の洗剤です。そのため、こうしたデリケートな繊維へのダメージを極限まで抑えながら洗うことができます。さらに、繊維一本一本をコーティングして滑りを良くする成分が含まれており、洗濯中の衣類同士の摩擦を防いで毛玉や型崩れから守ってくれるのです。

洗浄力はマイルドで汚れを優しく浮かせて落とすのがエマールの特徴です

エマールの洗浄力は、泥汚れや頑固な油汚れを強力に分解するタイプの洗剤と比較すると、意図的にマイルドに設計されています。これは、強い洗浄成分が繊維そのものを傷めてしまうのを防ぐためです。

強い力で汚れを無理やり剥がすのではなく、繊維の奥に入り込んだ汚れを優しく浮かせて、水と一緒に流し去るイメージです。そのため、汗や軽い食べこぼし、ホコリといった日常的な汚れを、衣類の風合いを損なうことなくスッキリ落とすのに非常に適しています。

ドライマークがエマールで洗えるのは水洗い可能な場合に限られることを理解しましょう

ここでよくある誤解を解いておきましょう。「ドライマークがついている服は、全部エマールで洗えるんでしょ?」というものがありますが、これは大きな間違いです。

正しくは「ドライマークがついていても、”水洗いも可能”な衣類であればエマールで洗える」ということです。ドライクリーニングは石油系の溶剤という特殊な液体で洗う「水を使わない洗濯方法」であり、エマールは「水を使う洗濯方法」です。この根本的な違いを理解し、必ず「水洗い可」の表示を確認することが、失敗しないための絶対条件です。

【写真で見る】洗濯表示の完全ガイド!エマールで洗えるドライマークと洗えないものの見極め方

ここからは、実際の洗濯表示をイメージしながら、エマールで洗えるマークと洗えないマークを具体的に見ていきましょう。お手持ちの服のタグとこの解説を見比べながら確認することで、もう二度と判断に迷うことはなくなります。

このマークがあれば安心!エマールで洗えることが確定する洗濯表示の組み合わせ


まず、衣類のタグにある桶のマークに注目してください。このマークが家庭での水洗いの可否を示しています。

  • 洗濯機で洗えるマーク: 桶の中に「40」や「30」といった数字(液温の上限)が書かれ、その下に線が一本(弱い洗濯)または二本(非常に弱い洗濯)引かれているマーク。これがあればエマールを使って洗濯機のおしゃれ着コースで洗えます。
  • 手洗いのみ可能なマーク: 桶に手を入れているマーク。これは「手洗い」を推奨する表示で、エマールを使って優しく手洗いすることが可能です。

これらの「水洗い可」のマークと、円の中にPやFが書かれた「ドライクリーニング可」のマーク一緒に表示されていれば、まさにエマールの出番です。

これが危険信号!エマールで洗えないものが一目でわかる水洗い不可のマーク


最も重要で、絶対に見逃してはいけない危険信号は、桶のマーク全体に大きなバツ印が描かれた表示です。

これが「家庭での洗濯禁止」、つまり「水洗い不可」を意味します。このマークがある衣類は、シルク、レーヨン、キュプラ、ウール、カシミヤなどの高級素材や、芯地を多く使ったジャケット、特殊な加工が施された衣類に多く見られます。エマールを使っても縮みや色落ち、型崩れのリスクが極めて高いため、絶対に家庭で洗わないでください。

ドライクリーニングのマークだけしかない場合はエマールで洗えるか慎重な判断が必要です


古い衣類などでは、洗濯表示の中に、円の中に「P」や「F」と書かれたドライクリーニングマークしかなく、水洗いに関する表示(桶マーク)が一切ない場合があります。

これは2016年11月以前の旧表示でよく見られるパターンですが、基本的には水洗いを推奨していないことを意味します。この場合、エマールで洗うのは大きなリスクが伴うため、大切な衣類であればクリーニングに出すのが最も安全です。どうしても試したい場合は、自己責任の上で、必ず目立たない場所で色落ちや縮みが起きないかテストすることが不可欠です。

【実践編】エマールを使ってドライマーク衣類を上手に洗うための具体的な手順ステップ

洗える衣類の見分け方が完璧にわかったら、次はいよいよ実践です。ここでは、エマールを使って大切な衣類を傷めることなく、買ったばかりのような状態に洗い上げるための具体的な手順を、ステップごとに詳しく解説します。この手順通りに行えば、初めての方でも安心して挑戦できます。

ステップ1で準備するものと衣類の前処理を丁寧に行いましょう

まず、洗濯を始める前に必要なものを揃え、衣類をチェックする「前処理」を行いましょう。このひと手間で仕上がりが格段に変わります。

準備するものリスト

・おしゃれ着用洗剤エマール
・衣類のサイズに合った洗濯ネット
・洗面器や洗濯桶(手洗いの場合)
・清潔なバスタオル(干す時に使用)

準備ができたら、衣類のポケットに何も入っていないか確認します。次に、襟元や袖口の皮脂汚れ、食べこぼしのシミなど、汚れが気になる部分があれば、エマールの原液を少量直接つけて、指で優しくポンポンと叩くようになじませておきましょう。最後に、ボタンやファスナーは全て閉じて、衣類が洗濯中に絡まないように準備してください。

ステップ2の洗濯機洗いでは洗濯ネットの活用と正しいコース選択が重要です

洗濯機で洗う場合は、衣類をきれいにたたんで、大きさに合った洗濯ネットに必ず入れます。セーターなら1枚のネットに1着が基本です。

複数の衣類を一つのネットに無理に詰め込むと、水流が均一に行き渡らず、シワや型崩れの原因になります。そして、洗濯機の電源を入れ、「ドライコース」や「おしゃれ着コース」を選択し、エマールを規定量投入してスタートします。脱水時間は、長くても1分以内、できれば30秒程度のできるだけ短い時間に設定するのが、衣類への負担を減らす最大のポイントです。

ステップ3の手洗いでは絶対にこすらず優しく押し洗いするのが鉄則です

手洗いする場合は、洗面器やシンクに30度以下のぬるま湯(熱いお湯は縮みの原因になります)を張り、エマールを適量溶かします。そこにたたんだ衣類を浸し、手のひらで優しく押したり持ち上げたりを繰り返す「押し洗い」をします。

時間は2〜3分程度で十分です。生地を傷める最大の原因になるため、もみ洗いやこすり洗いは絶対にしないでください。洗い終わったら、一度きれいな水に入れ替えて、同じように押し洗いをしてすすぎます。すすぎは2回程度行い、泡が出なくなるまできれいにすすぎましょう。

要注意!絶対にエマールで洗えないものの具体例と代表的な素材リスト

洗濯表示が「水洗い不可」になっているもの以外にも、素材の特性からエマールでの洗濯、つまり水洗いに絶対に向いていない衣類が存在します。ここでは、特に注意が必要なアイテムや素材を具体的にリストアップします。これらに該当する衣類は、プロのクリーニングに任せるのが最も安全で賢明な判断です。

レーヨンやキュプラは縮みやすくシワになりやすいためエマールで洗えないものの代表格です

とろみのある質感が美しいレーヨンや、スカートの裏地などによく使われるキュプラといった「再生繊維」は、水に濡れると繊維が大きく膨張し、乾く際に元に戻らず大幅に縮んでしまう性質があります。

また、一度ついたシワが非常に取れにくく、アイロンをかけても元の滑らかな風合いに戻らないことがほとんどです。これらの素材が100%または高い割合で含まれているブラウスやワンピースは、エマールで洗えないものの筆頭格です。

皮革や毛皮が部分的にでも使われている衣類はエマールでは洗えません

ジャケットの襟や袖口、ポケットなどに皮革(本革)や合成皮革、毛皮(フェイクファー含む)がワンポイントで使われている衣類は、たとえ本体が洗える素材でも水洗いできません。

水に濡れると革が硬くなったり、ひび割れたり、色が他の部分に移ってしまったりする原因となります。ファー部分も水分を含むと風合いが大きく損なわれ、ゴワゴワになって元に戻らなくなります。これらの異素材が組み合わさったデザインの服は、エマールで洗えないものとしてクリーニングに出してください。

芯地を多く使ったスーツやジャケットやネクタイも型崩れするためエマールでは洗えません

スーツのジャケットやコート、ネクタイなどは、表地と裏地の間に「芯地」と呼ばれる、服の形を美しく保つための骨格のような布が使われています。

この芯地が水を含むと縮んだり、表地との接着が剥がれてズレが生じたりして、全体が凸凹になる「型崩れ」という現象を起こします。一度この状態になると修復はプロでも困難なため、こうした立体的な作りの衣類はエマールで洗えないものと考え、ドライクリーニングを利用しましょう。

エマールで洗うとどうなる?クリーニングとの仕上がりの違いとコストの比較

エマールでのおうちクリーニングと、プロのクリーニング店では、仕上がりや得意な汚れ、そしてコストにどのような違いがあるのでしょうか。それぞれのメリットとデメリットを正しく理解し、衣類の種類や汚れの状態に応じて賢く使い分けることが、衣類を長持ちさせる秘訣です。

エマール(おうち洗濯) クリーニング店
得意な汚れ 水溶性の汚れ(汗、飲み物、醤油など) 油性の汚れ(皮脂、ファンデーション、油性ペンなど)
仕上がり さっぱりとした洗い上がり。アイロンがけは自分で行う。 型崩れなく、プロのプレスで新品同様の仕上がり。
コスト 1回あたり数十円と非常に安い。 1着あたり数百円~数千円
手間と時間 自分で洗う手間と時間がかかる。 持ち込むだけでOK。手間はかからない。
リスク 縮みや色落ちなど、失敗のリスクは自己責任。 プロに任せるので安心。万が一の補償がある場合も。

エマールでの洗濯は汗などの水溶性の汚れを落とすのが得意です

エマールを使った水洗いの最大のメリットは、汗や飲み物のシミ、醤油などの調味料といった「水溶性」の汚れをすっきりと落とせる点です。

特に夏物のブラウスや、直接肌に触れるセーターなどは、家庭で水洗いすることでニオイの元から除去し、さっぱりと清潔に保てます。実はドライクリーニングは汗汚れを落とすのが苦手なため、エマールでのケアが効果的なのです。

クリーニングは油性の汚れに強くプロのプレスで型崩れなく仕上がります

一方、クリーニング店のドライクリーニングは、皮脂やファンデーション、ボールペン、食べ物の油染みといった「油性」の汚れを落とすのに絶大な効果を発揮します。

また、最大の魅力はプロによるアイロンがけやプレス仕上げです。家庭では難しいスーツの肩のラインや、コートの立体的なシルエットなどを美しく復元してくれます。型崩れさせたくない勝負服やアウターは、やはりプロに任せるのが安心です。

コスト面ではエマールが圧倒的に有利ですが手間とリスクを考慮する必要があります

コストパフォーマンスで言えば、エマールでのおうちクリーニングに軍配が上がります。クリーニング店なら数百円から数千円かかる衣類も、エマールなら1回あたり数十円という驚きのコストで洗えます。

しかし、そこには洗濯にかかる自分の手間や時間、そして万が一の失敗(縮みや色落ち)のリスクが伴います。時間的な余裕や、洗濯に失敗しても精神的・金銭的に許容できる衣類かどうかを冷静に考えて判断することが重要です。

洗い方だけじゃない!エマールで洗える衣類をきれいに仕上げる干し方のコツ

せっかく丁寧に優しく洗っても、最後の干し方次第で型崩れや伸びが起きてしまっては元も子もありません。ここでは、エマールで洗ったデリケートな衣類を、新品同様の美しい状態に保つための正しい干し方のコツを詳しくお伝えします。

脱水後はすぐに取り出し軽くたたいて大きなシワを伸ばしておきましょう

洗濯機の短い脱水が終わったら、他の洗濯物を待たずにすぐに取り出すことが非常に大切です。洗濯槽の中に長時間放置すると、湿った状態で衣類が重なった部分に、アイロンでも取れにくい深いシワが刻まれてしまいます。

取り出したら、衣類を両手で持ってバサッと軽く2~3回振りさばき、その後きれいな床やテーブルの上で、パンパンと優しくたたくようにして全体のシワを伸ばしましょう。

セーターなどの伸びやすい衣類は必ず平干しで形を整えて干します

特にニットやセーター、カーディガンなど、重みで伸びやすい衣類をハンガーにかけて干すのは絶対にやめてください。水分の重みで肩や身頃が縦に伸びてしまい、悲しいほどに型崩れする原因になります。

必ず「平干しネット」を使用するか、お風呂のフタや床に清潔なバスタオルを敷いた上に、衣類の元の形をきれいに整えながら広げて干してください。これにより、重力による伸びを防ぎ、購入時の形を保ったまま乾かすことができます。

直射日光は色あせの原因になるため必ず風通しの良い日陰で干しましょう

デリケートな色の衣類は紫外線に弱く、直射日光に当てると色あせや黄ばみ、繊維そのものの劣化を引き起こす可能性があります。

干す場所は、必ず直射日光の当たらない、風通しの良い日陰を選んでください。室内で干す場合は、扇風機やサーキュレーターで下から風を当ててあげると、空気の流れができて生乾きの嫌な臭いを防ぎ、より早く乾かすことができます。

シワなく美しく!エマールで洗ったドライマーク衣類へのアイロンがけ完全ガイド

最後の仕上げであるアイロンがけは、おうちクリーニングのクオリティをプロレベルに引き上げるための重要な工程です。ここでは、エマールで洗った衣類の風合いを損なわず、お店のような美しい仕上がりにするためのアイロンのかけ方を素材別に解説します。

アイロンをかける前に必ず洗濯表示のアイロンマークと温度を確認します

アイロンをかける前にも、もう一度、衣類の洗濯表示を必ず確認してください。アイロンの絵の中に点が一つなら低温(約110℃まで)、二つなら中温(約150℃まで)、三つなら高温(約200℃まで)というように、その素材に適した温度が示されています。

バツ印がついている場合はアイロンがけはできません。この指示を守らないと、生地がテカテカ光ったり、最悪の場合溶けてしまったりするため、絶対に守りましょう。

ウールやニット素材にはスチームアイロンを浮かせてかけるのが基本です

ウールやカシミヤなどのふんわりとしたニット製品に、直接アイロンをプレスして押し付けると、自慢のふっくらとした風合いが潰れてペタンコになってしまいます。

これらの素材には、アイロンを衣類から2〜3センチ浮かせて、たっぷりとスチームを当てる「浮かしがけ」が最適です。スチームの蒸気で繊維がほぐれ、自然にシワが伸びて風合いも驚くほど蘇ります。平干しで乾かした後に、形を整える最終仕上げとして行いましょう。

ブラウスやシャツには必ずあて布を使いテカリを防ぎながらかけましょう

シルクやポリエステルなどのデリケートなブラウスや、色の濃い綿製品などに直接アイロンをかけると、生地の表面が熱で潰れて光ってしまう「テカリ」が発生することがあります。

これを防ぐために、必ず「あて布」を使いましょう。専用のあて布がない場合は、使い古した清潔な綿のハンカチなどで代用できます。衣類の上に直接あて布を置き、その上からアイロンをかけることで、生地を熱から保護しながらきれいにシワを伸ばすことができます。

エマール以外にもある?ドライマークが洗える他のおしゃれ着洗剤との比較

おしゃれ着洗い用の洗剤はエマールだけではありません。市場には様々な特徴を持った洗剤が存在します。ここでは、代表的なおしゃれ着洗剤であるライオンの「アクロン」と比較しながら、それぞれの特徴と、あなたの目的に合った選び方のポイントをご紹介します。

ライオンのアクロンは色あせや毛玉防止に強い特徴を持っています

ライオン株式会社から発売されている「アクロン」も、エマールと並んで非常に人気のあるおしゃれ着洗剤です。

アクロンは特に「シルキータッチ成分」による「色あせ防止」や「毛玉・縮み防止」の機能に力を入れているのが特徴です。独自の高浸透ダメージケア組成が繊維の奥まで浸透し、着用中の摩擦による毛玉の発生を抑えたり、洗濯による色落ちを防いだりする効果が高いとされています。お気に入りの色の衣類を長く楽しみたい場合に特に適しています。

エマールはカタチコントロール洗浄で伸びやヨレの補修に強みがあります

一方、花王の「エマール」は「カタチコントロール洗浄」という独自の技術を前面に打ち出しており、洗濯による伸びやヨレを整える効果に優れています。

特に、Tシャツの首回りやセーターの袖口など、着ているうちにだんだんくたびれてしまった部分を、洗いながら補修し、ハリのある状態に戻すことを目指しています。着古した感じが出てきた衣類をシャキッとリフレッシュさせたい場合に選ぶと良いでしょう。

香りの好みや重視する機能によってエマールとアクロンを使い分けるのがおすすめです

エマールアクロンは、どちらも中性洗剤でデリケートな衣類を優しく洗えるという基本性能は同じで、非常に優秀な洗剤です。最終的には、香りの好みで選ぶのも一つの良い方法です。

エマールは「リフレッシュグリーンの香り」と「アロマティックブーケの香り」、アクロンは「フローラルブーケの香り」と、それぞれ異なる香りのラインナップがあります。また、「色」を守りたいならアクロン、「形」を守りたいならエマールというように、特に守りたい衣類の特徴に合わせて洗剤を使い分けることで、より満足度の高いおうちクリーニングが実現できます。

この服はエマールで洗える?迷った時の最終判断ポイントと相談先

洗濯表示を何度も見ても判断に自信が持てない、高価な一着だから絶対に失敗したくない。そんな時のために、最終的な判断を下すためのチェックポイントと、困った時に頼れる相談先についてお伝えします。無理をせず、賢く判断することが、大切なお洋服を守る上で最も重要です。

目立たない部分で色落ちテストを行うのが最も確実な方法です

どうしても判断に迷い、自己責任で洗うことを決めた場合は、洗う前に必ず「色落ちテスト」を行いましょう。

  1. 白い布やティッシュペーパーにエマールの原液を少量つけます。
  2. 衣類の裏側の縫い代や裾の裏など、着ていて見えない部分を、原液をつけた布で軽くポンポンと叩きます。
  3. 数分置いて、白い布に色が移っていなければ、色落ちの心配は少ないと判断できます。(色が移った場合は、その衣類は単独で洗うか、クリーニングに出しましょう)

ただし、これはあくまで色落ちをチェックするものであり、縮みや型崩れのリスクを判断するものではないため、その点は注意が必要です。

高価な衣類や思い出の品は無理せずクリーニング店に相談しましょう

購入価格が高かったブランドのコート、人からいただいた大切なセーター、結婚式で一度しか着ていないフォーマルウェアなど、金銭的にも感情的にも「絶対に失敗したくない」と思う衣類は、無理に家庭で洗うべきではありません。

少しでも不安を感じたら、迷わず信頼できるクリーニング店に持ち込み、「この服は家で水洗いできますか?」とプロに相談するのが最善の選択です。衣類の素材や状態を直接見てもらい、最適なケア方法を提案してもらいましょう。

メーカーの公式サイトやお客様相談室も有益な情報源になります

洗剤メーカーである花王の公式サイトには、エマールの詳しい使い方や、洗える衣類・洗えない衣類の具体例が豊富に掲載されています。こちらも非常に参考になります。

また、お客様相談室に電話やメールで問い合わせることも可能です。その際は、衣類の素材(ウール100%など)や洗濯表示の情報を正確に伝えることで、専門的なアドバイスをもらえる場合があります。判断に迷ったら、こうした公式な情報源を活用するのも賢い手です。

まとめ

最後に、この記事でお伝えした「エマールでドライマーク衣類を洗う」ための重要なポイントをまとめます。これさえ押さえれば、あなたも今日からおうちクリーニングマスターです。

エマールで洗えるかどうかの判断は水洗い可の洗濯表示が全てです

エマールでドライマーク衣類が洗えるかどうかの最大の鍵は、ドライマークの有無ではなく「水洗いができるかどうか」を示す洗濯表示です。

桶のマークや手洗いマークがあれば洗えますが、桶にバツ印の「水洗い不可」マークがあれば、エマールで洗えないものと判断し、絶対に家庭で洗わないでください。これが最も重要な大原則です。

正しい手順と干し方を守ればエマールでドライマーク衣類は美しく仕上がります

エマールで洗えると判断できた衣類であっても、洗い方や干し方を間違えれば台無しです。

必ず洗濯ネットを使用し、洗濯機の弱水流コースを選ぶか、優しく押し洗いをしてください。干す際は、伸びやすいニット類は平干しにし、直射日光を避けた風通しの良い日陰で乾かすことが、美しい仕上がりを保つ秘訣です。

迷った時や大切な衣類は無理せずプロのクリーニングを頼ることが賢明です

エマールは非常に便利で経済的な洗剤ですが、決して万能ではありません。レーヨンや皮革製品、スーツなど、水洗い自体が適さない衣類も多く存在します。

この記事で紹介したエマールで洗えないものの具体例を参考にし、少しでも判断に迷ったり、絶対に失敗したくない大切な一着だったりした場合は、無理せずクリーニング店というプロの力を借りる勇気を持ちましょう。衣類と上手に長く付き合っていくために、適切なケア方法を選択することが何よりも大切です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次